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研究倫理問題事例
Retraction
Watch も参考に
- 富山国際大論文盗用事件
- 富山国際大学の本多宗高元教授 (資源工学) が在職中に執筆した論文に盗用があった
- 「富山国際大学地域学部紀要創刊号」 (2001) 「資源・環境・リサイクル―循環型社会をめざして―」の、重金属廃棄物の資源化などについて書かれた部分が、村田徳治「最新リサイクル技術の実際」(1993) からの盗用
- 朝日. 2014/5/14. 朝刊富山. p.31.
- 金沢大教授論文盗用事件
- 大学院生の論文を校正段階で著者からはずし、自分が筆頭著者となった、学生が金沢地裁に提訴、大学は7ヶ月後に処分公表
- 朝日. 2014/5/21. 朝刊石川. p.31.
- 大阪薬科大事件
- 大阪薬科大学教授の2001年の論文で、実験で使用したラットが論文で記載された種類と異なり、より安価なものだった
- 朝日. 2014/4/15. 朝刊大阪. p.30.
- 筑波大学生命環境系事件
- 生命環境系の柳澤純教授と村山明子元講師が執筆した論文3本に、画像を改ざん
- 名古屋外大事件
- 名古屋外国語大学の井戸一元教授が高知工科大学教授論文を盗用
- 同教授を停職処分
- 奈良教育大盗用事件
- 大学院教育学研究科の中井隆司准教授が東京大学教育学部紀要の一部を盗用
- 朝日. 2014/3/29. 朝刊奈良. p.34.
- STAP 細胞事件
- 理研が STAP 細胞の作成に成功
- STAP 論文に不自然な画像、インターネットで指摘
- Nature も調査開始
- 小保方リーダーの博士論文の一部にコピペの疑い
- 理研中間報告、万能性の根拠は別画像と判明
- 理研、万能性画像に捏造、遺伝子解析画像に改ざん、個人の不正強調
- 小保方リーダー記者会見、捏造・改ざんではない
- 小保方リーダー、画像は多忙で取り違え
- 理研理事会は、調査委委員会に対する小保方リーダーの不服申し立てを退ける
- アルツハイマー J-ADNI プロジェクト事件
- アルツハイマー治療のための国際研究 ADNI はじまる
- アルツハイマー治療国家プロジェクト J-ADNI でデータ改ざんの疑い
- 厚労省、昨年夏の内部告発を放置
- 厚労省担当者、内部告発メールを研究チーム責任者に転送
- 告発の杉下守弘元東大教授会見
- 杉下元教授論文撤回提案
- 製薬社員が書き換え指示か
- 岩坪代表が口止めメールを送信
- 厚労省、岩坪東大教授を聴取
- 三重大学准教授事件
- 三重大学の青木直人准教授が、海外の科学誌に発表した論文11本の69項目で、一つの実験で得た画像データを別の実験の結果として流用、懲戒解雇
- オレゴン健康科学大学事件
- 米オレゴン健康科学大の立花真仁研究員らが 2013/5/15 に Cell に発表した論文中に同じ写真の使い回しがあった。責任著者はミタリポフ博士。
- ノバルティス高血圧治療薬ディオバン事件
- 京都大学由井芳樹助教が Lancet に慈恵会医科大学で行なわれたバルサルタンの臨床試験論文に疑義を表明
- Yoshiki Yui. Concerns about the Jikei Heart Study. Lancet. 2012, 379(9824), e48.
- 高血圧治療薬の効果をめぐる論文 8 本が撤回、松原弘明教授が辞表 (朝日
2013/2/28 朝刊)
- "After
three retractions, five expressions of concern, cardiologist Matsubara
resigns post". Retraction Watch. Feb 28, 2013.
- ノバルティス社が調査開始、同社日本法人の社員が統計解析に参加、利益相反の恐れ
(朝日 2013/4/22 夕刊, 朝日 2013/4/26 朝刊)
- 京都府立医大調査委員会、14 論文 54 件で画像の改ざんなどがあったと発表
(朝日 2013/4/12 朝刊, 日経 2013/4/12 朝刊)
- 製薬社員が関与、ノバルティスが発表
- 京都府立医大調査委員会報告「データ操作が認められた」 (朝日 2013/7/12
朝刊, 日経 2013/7/12 朝刊)
- ノバルティス社調査結果発表、データ操作確認できず
- ノバルティス元社員の大阪市立大の所属先は虚偽
- 慈恵医大の論文、ランセットから撤回
- 厚労省がノバルティス社を薬事法違反の疑いで東京地検に告発
- 滋賀医大論文取消
- 東京地検がノバルティス社を家宅捜索
- 東京地検が京都府医大を捜索
- 東京地検が慈恵医大も家宅捜索
- 東京地検が滋賀医大と千葉大を薬事法違反の疑いで家宅捜索
- 早大博士号取消事件
- 大学院公共経営研究科が晏英(あん・えい)氏に授与した公共経営の博士号を取消、文献やインターネット上の表現を不適切に引用
- 岡山大学不正論文事件
- 医歯薬学総合研究科准教授が国内誌のデータを利用して海外 3 誌に重複投稿
- 岡山大学の薬学部長森山芳則教授と副学部長榎本秀一教授が、大学と森田潔学長を告発
- 朝日. 2014/1/22. 朝刊岡山. p.33
- 会津大学論文盗用事件
- 同大短期大学部産業情報学科の大津淳准教授 (財務会計) が慶応大商学部の研究報の論文を盗用
- 朝日. 2013/5/16. 朝刊福島. p.25.
- 京都府立医大事件
- 京都府立医科大の男性教授がかかわった複数の論文について、図や表を改ざんした疑いがあると、米国心臓協会(AHA)は12日付で懸念の声明
- 京都府立偉大の松原弘明元教授が14論文に画像の改ざんなど54件の不正
- 山形大学医学部事件
- 実験データのうち都合の良いものだけ選んで解析 (朝日 2012/12/15 山形朝刊)
- 早稲田大学文献盗用事件
- 早稲田大学の松居辰則人間科学学術院教授が文部科学省委託調査研究報告書で盗用
(朝日 2012/9/6 朝刊)
- 和歌山科学捜査研究所事件
- 主任研究員 (49) が鑑定書用の分析データを捏造 (朝日 2012/8/16 夕刊、2012/8/17
朝刊、日経 2012/8/16 夕刊)
- 東邦大学麻酔医師事件
- 東京大学分子細胞生物学研究所事件
- 東大教授、引責辞職 論文に不適切データ (朝日 2012/4/5 朝刊)
- 東大 43 論文改ざんの疑い (朝日 2013/7/25 朝刊)
- 東大中間報告 51 論文不適切、画像切り貼り 78 件、流用・転用 97 件、不掲載・商況 35 件、過度な調整 28 件など
- iPS 森口虚偽発表事件
- 東大、森口尚史・元特任研究員の論文・報告書を不正と認定
- 広島女学院副学長事件
- 広島女学院副学長石井三恵教授が他人の論文やネットのレポートをコピペ
- 椙山女学園事件 (2)
- 同大現代マネジメント学部の男性教授が盗用
- 椙山女学園大現代マネジメント学部の後藤浩教授が、他人の論文から盗用、追加の申告
- 椙山女学園事件 (1)
- 大分大医学部事件
- 学位論文に画像流用、名古屋市立大の事件にも関与
- 講師が執筆した論文約20本に、不正な画像やグラフ、調査委員会設置へ
- 朝日. 2012/6/9. 朝刊大分. p.29.
- 「医学部に関係する教員が過去に発表した論文に不正があった疑いがある」として、研究不正調査委員会を設置
- 朝日. 2012/12/26. 朝刊大分. p.31
- 早大報告書事件
早稲田大が文科省から受託した調査研究報告書に他の文献からの盗用、松居辰則教授が関与
- 東京医科歯科大学事件
- 東京医科歯科大の助教が論文捏造 (朝日 2012/2/25 朝刊)
- 論文捏造の助教を懲戒解雇 東京医科歯科大 (朝日 2012/3/10 朝刊)
- 東京工業大学事件
- 東工大の中国籍研究員が改ざん (朝日 2012/2/25 朝刊)
- 論文捏造の中国籍研究員を解雇 東工大 (朝日 2012/3/31 朝刊)
- 立命館大学情報理工学部事件
- 立命館大学情報理工学部の准教授が、インターネットのサイトから盗用した論文を、学内誌に発表
- 朝日. 2012/2/18. 朝刊滋賀. p.33.
- 滋賀大教授事件
- 滋賀大学の宮田仁教授 (情報教育) が論文の改ざんや盗用を繰り返していた
- 朝日. 2012/2/11. 朝刊滋賀. p.35.
- 論文を盗用された女性教授が自殺したのは元教授のせいとして遺族が京都地裁に提訴
- 独協医大事件
- 内分泌代謝内科の教授らが、厚生労働省や日本学術振興会の科学研究費補助金などを受けて行った生活習慣病などに関する研究で、データ画像の流用や複数の学術雑誌への二重投稿など
- 朝日. 2011/2/10. 朝刊栃木. p.35.
- 独協医科大内分泌代謝内科の服部良之・元教授が国際医学誌に掲載した論文10件に、実験データ画像の改ざんなどの不正
- 琉球大学教授事件
- 琉球大教授、実験データ流用などの不正で解雇、白血病に関する論文に実験データの使い回し
- 琉球大学の森直樹教授の論文合計 30 件が、画像の使いまわしのため、撤回される
- 神戸大人文学研究科事件
- 大学院人文学研究科の羽地亮准教授が、日本科学哲学会の学会誌に投稿したウィトゲンシュタインの哲学についての論文に、英国の研究者の論文からの盗用
- 朝日. 2011/7/2. 朝刊神戸. p.23.
- 名古屋市立大学准教授事件
- 論文捏造情報で調査へ 名市大 (朝日 2011/3/6 名古屋朝刊)
- 名市大准教授、論文捏造で解雇 (朝日 2012/3/20 朝刊)
- 大分大元講師が執筆者として関与
- 朝日. 2012/3/29. 朝刊大分. p.31.
- 東北大学総長二重投稿事件
- 東北大総長ら「二重投稿」 共著者、論文取り下げ (朝日 2010/11/10 朝刊)
- 東北大総長、二重投稿また発覚 学士院賞受賞の業績も取り消し (朝日 2011/6/25
夕刊)
- 論文不正の疑いで東北大総長を告発 教授ら、掲載学術誌編集の学会に (朝日
2009/7/10 宮城県朝刊)
- 論文データに「あいまいさ」 総長ら捏造疑い、掲載紙の学会側指摘 (朝日
2009/9/10 宮城県朝刊)
- 双方が賠償提訴 東北大総長論文の不正告発問題 (朝日 2010/9/1 宮城県朝刊)
- 三重大学准教授事件
- 三重大学大学院生物資源学研究科の男性准教授 (食品機能化学専門) が書いた論文に名古屋大助手時代のものも含め、データの改ざんや捏造(ねつぞう)の疑いがあるとして、三重大と名古屋大がそれぞれ調査を開始
-
読売. 2011/3/1
-
朝日. 2011/2/28. p.8.
- 青木直人准教授を懲戒解雇、画像データの流用
- ドイツ国防相博士論文事件
- ドイツ・グッテンベルグ国防相の博士論文に盗用疑惑 (時事 2011/2/17)(The
Local, Feb 18, 2011)
- Karl-Theodor zu Guttenberg. Verfassung und Verfassungsvertrag. Konstitutionelle
Entwicklungsstufen in den USA und der EU (Constitution and Constitutional
Treaties -- Constitutional Steps of Development in the USA and the EU).
- MMR ワクチン論文事件
- 東京医大教授事件
- 東京医科大学整形外科教授が二重投稿 (朝日 2011/1/7)
- 東北学院大事件
- 東北学院大の英文学科の男性准教授が、他人の論文の翻訳を自分の論文として発表
- 朝日. 20101120. 朝刊宮城. p.33.
- アニリール・セルカン事件
- 東大トルコ人助教の経歴、トルコ政府「宇宙飛行士候補でない」
- 朝日. 2009/11/14. 朝刊. p.37.
- 東京大学の助教アニリール・セルカンの学位論文が盗用であることが発覚、「宇宙空間で長期居住を可能にする軌道上施設に関する研究」と題した英文の論文で工学博士の学位
- 東京大学の記者発表
(2010. 3. 5)
- 告発サイト
(2009. 10. 21)
- 「トルコ初の宇宙飛行士候補」を自称、トルコ政府や米航空宇宙局(NASA)の偽造書類を東大に提出
- 朝日. 2010/3/6. 朝刊. p.37.
- 館林の科学館の上映番組、差し替え、セルカンが監修
- 朝日. 2010/3/13. 朝刊群馬. p.35.
- 串本大使を解任
- 朝日. 2010/3/17. 朝刊和歌山. p.30.
- アニリール・セルカン元助教が、研究費私的流用の疑い
- 東北大総長捏造事件
- ナノ学会が東北大総長に論文の再現性について質問
- 朝日. 2009/1/23. 朝刊宮城. p.31.
- 東北大総長、学会誌の質問に回答せず
- 「金属ガラス」研究の世界的権威である井上明久・東北大総長の論文3編に、データの改ざんや捏造(ねつぞう)の疑いがあるとして、日本金属学会に告発書を提出
- 朝日. 2009/7/10. 朝刊宮城. p.29
- 金属学会が追加の説明要求
- 仙台地裁で判決、捏造・改ざんとは言い切れない
朝日. 2013/8/30. 朝刊宮城. p.27.
- 同大名誉教授が「不正はない」とした報告書の撤回を求め、監査請求
- 国立社会保障・人口問題研究所長事件
- 国立社会保障・人口問題研究所の京極高宣所長が 2003 年に出版した著作集の論文で、他人の論文を大幅に引き写した部分があることが報道された。盗用元の筆者
(国立国会図書館元調査員) は「私が書いたものを短くしただけで表現も同じ。客観的に盗用でしかない。」と発言。(朝日
2009/1/7, 日経 2009/1/8)
- 「京極高宣著作集」.
中央法規出版, 2003. ISBN: 4-8058-2320-8 (セット)
- クライメート・ゲート事件
- 英国 University of East Anglia の気候学教授 Phil Jones の電子メールが
2009 年 11 月頃ネット上に流出し、そのメール中で同教授が国連世界気象機関
1999 年の報告書に載せた過去 1000 年の気温グラフにデータ操作をしていると疑われる発言をしていることが報道された。同教授は
12 月 1 日付けで気候研究グループ長から退くこととなったと大学が発表。(2009.
12. 10 日経夕刊、2009. 11. 26 朝日夕刊)
- 大阪大産業科学研究所教授事件
- 大阪大学産業科学研究所の男性教授が、共同研究者の特殊金属に関する業績を単独で論文化、契約違反
- 朝日. 2009/12/11. 朝刊. p.33.
- 鶴岡高専事件
- 鶴岡工業高等専門学校総合科学科の男性准教授が東京の私立大学の男性教授が発表した言語学に関する論文を盗用
- 朝日. 2009/4/30. 朝刊山形. p.21.
- 昭和大グループ事件
- 昭和大学藤が丘病院のグループが「倫理委員会の承認を得た」と虚偽の記載をして投稿、論文データにも疑い、論文は撤回。(2009.
11. 21 朝日)
- 東北大学大学院歯学研究科事件
- 東北大学大学院歯学研究科の助教の論文に捏造の疑い、写真の使い回し。
- 東北大学大学院歯学研究科の助教が発表した複数 (15 本程度) の論文にデータの改ざんとみられる不正があったとして、日本細菌学会は著者が受賞した「黒屋奨学賞」を取り消した。(2008.
7. 27 日経、朝日)
- 大学が懲戒解雇処分したことに対し、仙台地裁が地位保全と賃金仮払いの仮処分、「データに類似性があっても、流用があったと結論付けることは早計」。(2010.
5. 17 読売)
- 仙台地裁、元助教の訴え棄却、不正を認定
- 朝日. 2012/2/29. 朝刊宮城. p.29.
- 鹿児島大事件
- 鹿児島大学病院松山航助教が難病の突発性肺線維症の発生メカニズムに関する論文データ改ざん
- 朝日. 2007/10/12. 朝刊. p.34.
- 鹿児島大学病院助教が自殺、論文データ改ざんで調査中
- 朝日. 2007/11/13. 朝刊鹿児島. p.31.
- 自殺した元助教の呼吸器に関する論文に改ざん
- 朝日. 2008/5/17. 朝刊鹿児島. p.31.
- 岐阜大学教授事件
- 地域科学部の教授 (社会福祉論) を、論文盗用を理由に停職3カ月
- 朝日. 2008/12/19. 朝刊. p.26.
- 岐阜大、教授を懲戒解雇
- 岐阜地裁が教授の訴え棄却、解雇は適切
- 東京大学医科学研究所事件
- 東京大学医科学研究所分子療法研究室が発表した論文 5 本について研究倫理に関する虚偽記載があった、倫理審査委員会の承認なしに論文発表。(2008.
7. 11 朝日)
- 筑波大学長照二教授事件
- 筑波大学大学院数理物質科学研究科の長照二教授(54)らが米国物理学会誌に発表したプラズマ核融合に関する論文
(Physical Review Letters. 2006, 97, 055001) に、実験データの改竄があったと発表、論文の取下げを勧告
(2008. 3. 7 日経)
- 元論文: T. Cho, J. Kohagura, T. Numakura, M. Hirata, H. Higaki, H.
Hojo, M. Ichimura, K. Ishii, K. Md. Islam, A. Itakura, I. Katanuma, R.
Minami, Y. Nakashima, T. Saito, Y. Tatematsu, O. Watanabe, M. Yoshikawa,
A. Kojima, Y. Miyake, Y. Miyata, K. Shimizu, Y. Tomii, M. Yoshida, K. Sakamoto,
T. Imai, V. P. Pastukhov, and S. Miyoshi. "Observation
and Control of Transverse Energy-Transport Barrier due to the Formation
of an Energetic-Electron Layer with Sheared E×B Flow". Physical
Review Letters. 2006, 97, 055001.
- チランジーヴィ事件
- インドのスリ・ヴェンカテスワラ (Sri Venkateswara) 大学化学教授チランジーヴィ
(Pattium Chiranjeevi) が Talanta, Food Chemistry, Journal of Hazardous
Materials, Analytica Chimica Acta, Chemosphere などの雑誌に投稿した多くの論文が剽窃または二重投稿であることが判明
- William G. Shulz. "A Massive Case of Fraud". Chem. Eng. News.
February 18, 2008, 88(7), 37-38.
- 撤回告知記事: RETRACTED: K. Suresh Kumar, K. Suvardhan, L. Krishnaiah,
D. Rekha, K. Kiran, K. Janardhanam, B. Jayaraj and P. Chiranjeevi. "Development
of novel reactions for the simple and sensitive spectrophotometric determination
of vanadium in various samples". Talanta, Volume 71, Issue 2, 15 February
2007, Pages 588-595. 他多数
- 北海道大学准教授事件
- 大学院メディア・コミュニケーション研究院の李明玉准教授が、中国四国教育学会の教育学研究紀要の論文盗用
- 朝日. 2007/10/25. 朝刊北海道. p.30.
- 元准教授を懲戒解雇
- 朝日. 2007/11/21. 朝刊.北海道. p.26.
- 神戸市外大事件
- 明治大助教授事件
- 報コミュニケーション学部藤原元助教授が論文盗用、英文の論文が 96% 盗用
- 自衛隊医官事件
- 自衛隊中央病院医官佐藤一彦 3 等陸佐が乳がんの放射線治療に関する論文データを捏造した
(朝日新聞 2006/10/6)。ScienceDirect のサイトによれば、共著者とされた Uematsu
氏の告発で本人に接触したところ、(1) Uematsu 氏の名前を無断で借用、(2) Uematsu
氏の発表内容 (Breast Cancer Research and Treatment 1999; 57:108) を無断で使用、(3)
結果に大きな影響があったと考えられる、患者に対する術後全乳房放射線照射の事実を記載しなかった、などの理由から取り下げた。防衛医大でも調査委員会をつくって調査。
- 大阪大学杉野明雄教授事件
- 大阪大学生命機能研究科杉野明雄教授がたんぱく質の解析などの実験データを改ざんした
(朝日新聞 2006/9/23)。これに関しては 9 月 1 日に実験をおこなった助手が自殺している
(毎日新聞大阪版夕刊 2006/9/6)。杉野教授は 2000 年に開かれた第 23 回日本分子生物学会の年会長も勤めている。
- 論文
- 元論文: Wataru Nakai, Yasuo Kawasaki, Hee-Dai Kim, Satoshi Asano, and
Akio Sugino. "The
MCM2p-binding is crucial for the function of CDC7-DBF4 protein kinase during
the initiation of chromosomal DNA replication in budding yeast".
J. Biol. Chem, 10.1074/jbc.M603586200.
- 撤回告知記事: Wataru Nakai, Yasuo Kawasaki, Hee-Dai Kim, Satoshi Asano,
and Akio Sugino. "WITHDRAWN:
The MCM2p-binding is crucial for the function of CDC7-DBF4 protein kinase
during the initiation of chromosomal DNA replication in budding yeast".
- 疑惑の論文: Takashi Seki, Masaki Akita, Yoichiro Kamimura, Sachiko
Muramatsu, Hiroyuki Araki, and Akio Sugino. "GINS
Is a DNA Polymerase Accessory Factor during Chromosomal DNA Replication
in Budding Yeast". J. Biol. Chem., Jul 2006; 281: 21422 - 21432
; doi:10.1074/jbc.M603482200.
- (2006. 12. 20) 大阪大学が杉野明雄教授を懲戒解雇、調査委員会によれば、2
論文の 8 の図でデータ捏造・改竄 (朝日 2006/12/21)
- 山形大学麻酔科事件
- 日本麻酔科学会「麻酔」に掲載された論文のデータの一部に捏造、小谷直樹教授の指示
- 教授が県立病院談合容疑で書類送検
- 朝日. 2006/7/12. 夕刊. p.19.
- 大学が小谷直樹教授を懲戒解雇
- 早大松本教授事件
- (2006. 6) 研究費の不正受給で追求された早稲田大学松本和子教授に論文データ捏造の疑い。日本化学会で調査中。
- 松本教授は IUPAC 副会長を辞任
- 分析化学会は「捏造の事実はない」と発表
- 早大が松本和子教授が科学研究費の一部を流用したと認定。
- ES 細胞事件
- (2005. 12. 15) 韓国ソウル大学黄禹錫教授がヒトの胚性幹細胞 (ES 細胞)
の作製に成功したとされる研究について、協力関係にある病院理事長が「ES 細胞はなかった」と発言。
- (2006. 1. 10) ソウル大学調査委員会は、「黄教授は ES 細胞を作製できる源泉技術をもっておらず、ES
細胞が存在したという科学的根拠は見つからなかった」との最終報告。
- (2006. 12. 1) Science がこれに関して調査報告を発表。
- 論文
- Woo Suk Hwang, et al.; "Evidence
of a Pluripotent Human Embryonic Stem Cell Line Derived from a Cloned Blastocyst",
Science 12 March 2004: 303(5664), 1669-1674.
- Woo Suk Hwang, et al.; "Patient-Specific
Embryonic Stem Cells Derived from Human SCNT Blastocysts", Science.
17 June 2005: 308(5729), 1777-1783.
- Hwang, Woo Suk, et al; "Evidence
of a Pluripotent Human Embryonic Stem Cell Line Derived from a Cloned Blastocyst",
Science Express. 2004-02-12, 2004, 1-6.
- Hwang, Woo Suk, et al.; "Patient-Specific
Embryonic Stem Cells Derived from Human SCNT Blastocysts" Science
Express. 2005-05-17, 1-11.
- Kim, Sun Jong et al.; "Effects
of Type IV Collagen and Laminin on the Cryopreservation of Human Embryonic
Stem Cells", Stem Cells. 22(6), 2004, 950-961.
- Cheon, Seon Hye et al.; "Defined
Feeder-Free Culture System of Human Embryonic Stem Cells", Biology
of Reproduction, Papers in Press, December 27, 2005. (この記事は早期公開後撤回されたと見られ、残っていない)
- 東京大学多比良研究室事件
- (2005.
9. 14) 東京大学大学院工学系研究科の多比良和誠研究室で Nature 等に発表した遺伝子に関する論文について、研究データの裏づけがないことが判明、工学系研究科の調査委員会は追試を命じた。
- (2006. 1. 14) 工学系研究科調査委員会は論文の再現性は確認できないと結論
- (2006. 1. 27) 東京大学調査委員会が「実験再現できず」と報告
- 日本RNA学会会長から実験結果の再現性に関して調査依頼があった論文12編
- 今回の調査対象とした論文の内容の概略と日本RNA学会会長からの指摘事項の要約
- 論文
- 1)Kawasaki H, Onuki R, Suyama E, Taira K. Related Articles, Links Abstract.
Identification of genes that function in the TNF-alpha-mediated apoptotic
pathway using randomized hybrid ribozyme libraries. Nat Biotechnol. 2002
Apr;20(4): 376-380.
- 2)Kawasaki H, Suyama E, Iyo M, Taira K. siRNAs generated by recombinant
human Dicer induce specific and significant but target site-independent
gne silencing in human cells. Nucleic Acid Res. 2003 Feb 1;31(3): 981-997.
- 3)Kawasaki H, Taira K. Hesl is target of microRNA-23 during retinoic-acid-induced
neuronal differentialtion of NT2 cells. Nature . 2003 June 19;423(6942):
838-842. (retracted)
- 4)Kawasaki H, Taira K. Induction of DNA methylation and gene silencing
by short interfering RNA in human cells, Nature. 2004 Sep 9;431(7005):
211-217.
- (2006. 12. 27) 東京大学が多比良教授および川崎広明助手を懲戒解雇、実験に再現性なし
(朝日、日経など各誌 2006. 12. 28)
- 大阪大学グループ事件
- (2005. 5. 22) 大阪大学下村伊一郎教授(内分泌代謝学)らのグループが 昨年
10 月に米医学誌 Nature Medicine に発表した論文で、主執筆者の大学生がデータとなる画像の一部をねつ造して使っていたと発表。
- (2006. 2. 16) 大阪大学が竹田潤二教授、下村伊一郎教授を停職処分(2006.
2. 16) 学生側が「捏造した事実はないのに一方的に名誉毀損された」と 2 教授を提訴
- RETRACTION: Enhanced insulin sensitivity, energy expenditure and thermogenesis
in adipose-specific Pten suppression in mice
N Komazawa, M Matsuda, G Kondoh, W Mizunoya, M Iwaki, T Takagi, Y Sumikawa,
K Inoue, A Suzuki, T W Mak, T Nakano, T Fushiki, J Takeda, I Shimomura
CONTEXT: ...as possible. We deeply apologize to the readers for any inconvenience
caused by this retraction.
Nature
Medicine 11, 691-691 (01 Jun 2005) Retraction
- Enhanced insulin sensitivity, energy expenditure and thermogenesis
in adipose-specific Pten suppression in mice
Nobuyasu Komazawa, Morihiro Matsuda, Gen Kondoh, Wataru Mizunoya, Masanori
Iwaki, Toshiyuki Takagi, Yasuyuki Sumikawa, Kazuo Inoue, Akira Suzuki,
Tak Wah Mak, Toru Nakano, ...
SUMMARY: Pten is an important phosphatase, suppressing the phosphatidylinositol-3
kinase/Akt pathway. Here, we generated adipose-specific Pten-deficient
(AdipoPten-KO) mice, using newly generated Acdc promoter-driven Cre transgenic
Nature
Medicine 10, 1208-1215 (01 Nov 2004) Article
- (2007. 10. 26 朝日) 下村伊一郎教授が Science 誌の論文を取り下げ
Atsunori Fukuhara, Morihiro Matsuda, Masako Nishizawa, Katsumori Segawa,
Masaki Tanaka, Kae Kishimoto, Yasushi Matsuki, Mirei Murakami, Tomoko Ichisaka,
Hiroko Murakami, Eijiro Watanabe, Toshiyuki Takagi, Megumi Akiyoshi, Tsuguteru
Ohtsubo, Shinji Kihara, Shizuya Yamashita, Makoto Makishima, Tohru Funahashi,
Shinya Yamanaka, Ryuji Hiramatsu, Yuji Matsuzawa, and Iichiro Shimomura
Science
26 October 2007 318: 565 [DOI: 10.1126/science.318.5850.565b]
- (2007. 6. 15 朝日) 大阪大学医学系研究科教授会が論文取り下げを勧告、不正の疑い、肥満と糖尿病に関する論文。Visfatin:
A Protein Secreted by Visceral Fat That Mimics the Effects of Insulin.
Science.
21 January 2005, 307(5708), 426-430.
- 大阪地裁、元学生の請求棄却
- 朝日. 2008/12/27. 夕刊. p.10.
- 神戸大特許捏造事件
- 神戸大工学部の大前伸夫教授が、ダイヤモンドを使った工具の発明に関する特許の出願書類に、実際は実験していないデータを記載
- 名古屋大学 COE 研究業績詐称事件
- (2005. 5. 21) 名古屋大学藤原一宏教授が COE の申請書類で掲載されてない論文を「掲載予定」と記載。
- 理化学研究所事件
- (2004.
12. 24) 理化学研究所は、研究員が発表した論文 2 件にデータの改竄があったとして、また他1
篇にも疑いがあるとして、論文取り下げを命じた上で記者発表を行った。
- しかし後に当事者との間で裁判上の和解が成立し、この記者発表は取り下げられた。
- 「元研究員と和解 『積極関与なし』 理研論文改ざん」、朝日 2010/4/7
- 「理化学研究所『論文不正』男性と和解、名誉毀損 HP 発表文を削除」、毎日
2010/4/7
- 「理研 HP 掲載文削除」、読売 2010/4/7
- ヘンドリック・シェーン事件
- ベル研究所の Jan Hendrik Schoen が 1998-2001 年に高温超電導に関して
Nature, Science に 16 報の論文を発表したが、これは捏造だった。
- 昭和大医学部事件
- 昭和大学医学部(東京都品川区)脳神経外科の阿部琢巳教授(43)が、架空の症例や事実を含む論文を国内外の学会誌に発表
- 日本脳神経外科学会の97年11月号の学会誌(NMC)に発表された「段階的経蝶(ちょう)形骨洞的下垂体腫瘍(しゅよう)摘出術」に関する論文
- 96年に海外の雑誌に投稿した論文では、46歳の女性患者について、「ホスピスで死亡」と書いたが、実際には昭和大病院の一般病棟で、院内感染による敗血症で死亡していた。
- 95年10月の論文では、大脳動脈瘤(りゅう)破裂の38歳男性について、カルテに「左動眼神経麻痺(まひ)が残ったまま退院」とあるのに「神経損傷なく退院」と記載
- 朝日. 2003/11/14. 朝刊. p.39
- 同大学の調査委員会は捏造はなかったと報告
- 朝日. 2003/12/9. 朝刊. p.38.
- 旧石器発掘捏造事件
- (2000. 11. 5) 藤村新一氏(東北旧石器文化研究所副理事長)が自ら石器を埋めて、後に「発見」した。
- 毎日新聞旧石器遺跡取材班,「古代史捏造」, 新潮文庫, 2003.
- 毎日新聞旧石器遺跡取材班,「発掘捏造」, 新潮文庫, 2003.
- 前・中期旧石器問題調査研究特別委員会編「前・中期旧石器問題の検証」日本考古学協会,
2003.
- ヘルマン・ブラッハ事件
- ベルリンの Max Delbrueck Center for Molecular Medicine の研究者 F.
Herrmann と M. Brach が 1995 年に Journal of Experimental Medicine に発表した論文でオートラジオグラフのデータを捏造した。
山崎茂明, 「科学者の不正行為 - 捏造・偽造・盗用」, p.88 , 丸善, 2002.
- ピアス事件
- 1994 年にロンドン聖ジョージ病院医学校の M. Pearce が British Journal
of Obstetrics and Gynaecology に 2 編の捏造論文を発表した
山崎茂明, 「科学者の不正行為 - 捏造・偽造・盗用」, p. 86, 丸善, 2002.
- ボルチモア/イマニシ-カリ事件
- ボストンのタフツ大学の生物学者 T. Imanishi-Kari 博士が 1986 年に Cell
に発表した論文への疑惑が M. O'Toole 博士により告発される。ノーベル賞受賞者
D. Baltimore 博士が共著であった。この事件は 1996 年に潔白が証明された。
山崎茂明, 「科学者の不正行為 - 捏造・偽造・盗用」, p. 38, 丸善, 2002.
- フィッシャー事件
- カナダ、モントリオールの聖ルーク病院の乳がん臨床試験データに捏造があった。この結果は
1985 年から New England Journal of Medicine に発表されていた。
山崎茂明, 「科学者の不正行為 - 捏造・偽造・盗用」, p. 79, 丸善, 2002.
- ペインテッドマウス事件
- ニューヨーク、スローン・ケタリング癌研究所で W. Summerlin 博士が、ネズミの皮膚移植実験の成功を示すために、白いネズミの皮膚をフェルトペンで黒く着色した(1974)。
- 山崎茂明, 「科学者の不正行為 - 捏造・偽造・盗用」, p. 35, 丸善, 2002.
- スペクター事件
- コーネル大学大学院生 Mark Spector が癌に関する一連の画期的な成果をあげた
(1980-1981)
- 同僚が実験のいんちきに気付く
- William Broad, Nicholas Wade. 牧野賢治訳. 「背信の科学者たち」. 化学同人.
1988, p. 69-89
- ダーシー事件
- ハーバード医学部の John R Darsee が心臓血管に関する論文についてデータを偽造しているのを発見される
(1981. 5)
- 指導教官である Eugene Braunwald はこの事件を軽視、年末にようやく公表
- "Harvard
Suspends Doctor for Fraud". New Yourk Times. 2008/11/1
- William Broad, Nicholas Wade. 牧野賢治訳. 「背信の科学者たち」. 化学同人.
1988, p. 4-7.
- ソマン事件
- Journal of Medicine に投稿した (1978/11/9) 論文が競争相手の Vijai R.
Soman に査読のため渡された
- Soman は論文に対して拒絶意見を出すと同時に、論文のデータを盗んで指導者
Felig と共著で American Journal of Medicine に投稿した。
- その論文が査読のため Wachslicht-Rodbard に渡って発覚
- William Broad, Nicholas Wade. 牧野賢治訳. 「背信の科学者たち」. 化学同人.
1988, p. 213-242
- ロング事件
- マサチューセッツ総合病院の John Long がホジキン病細胞の実験データを偽造した
(1979)。その後、細胞株の偽造 (ヒトのものでなく、フクロウザルの細胞だった)
も発見されたが、それはうやむやににった。
- Alexandr Kohn, 酒井シヅ, 三浦雅弘訳. 「化学の罠: 過失と不正の科学史」.
工作舎. 1990, p. 150-155.
- ピルトダウン原人事件
- Charles Dawson と Pierre Teilhard de Chardin が英国サセックス州ピルトダウンで人骨の断片を発見
(1908)
- 半世紀後に偽造品と断定される (1953-1955)
- Dawson と Teilhard が犯人?
- 科学朝日編. 「科学史の事件簿」. 2000, p. 29-40.
- アルサブティ事件
- イラク出身の医学者 Elias A. K. Alsabti は 60 篇もの論文を剽窃した (1977-1980)
- 日本の雑誌にも掲載
- Japanese Journal of Experimental Medicine
- Tumor Research
- Japanese Journal of Medical Science and Biology
- 日本の研究者の論文も剽窃
- William Broad, Nicholas Wade. 牧野賢治訳. 「背信の科学者たち」. 化学同人.
1988, p. 39-59.
- 歴史上の捏造
- William Broad, Nicholas Wade. 牧野賢治訳. 「背信の科学者たち」. 化学同人.
1988, p. 15-16.
- プトレマイオスは、古代の最も偉大な天文学者″として知られている。しかし、彼の観測の大部分 はエジプトの海岸で夜間に行われたのではなく、白昼、アレクサンドリアの大図書館で行われた。彼は図書館でギリシャの天文学者の研究を解析し、自分が行った研究であると主張した。
- ガリレオ・ガリレイは、真理の裁決者は実験であって、アリストテレスの著作物ではないと主張し、近代の科学的方法の創始者とあがめられている。しかし、一七世紀のイタリアの物理学者たちは、ガリレオの実験結果を再現することは難しく、彼がほんとうに信頼できるような実験を行ったかどぅかについては疑いを抱いていた。
- アィザック・ニュートンは、重力の法則を数式で示した天才だが、彼の研究の予言能力を実際以上に大きなものに見せるため、大作『プリンキピア』の中で不明確な偽りとも思える要因をもち出した。
- 化学結合の法則を発見し、種々の原子の存在を証明した元世紀の偉大な化学者ジョン・ドルトンは、今日の化学者でも再現不可能なほど見事な実験結果を発表した。
- オーストリアの神父であった遺伝学の創始者グレゴール・メンデルはエンドウに攣る論文を発表したが、その中に見られる統計は事実としてはあまりにもできすぎたものであった。
- アメリカの物理学者ロバート・ミリカンは、電子の荷電量を最初に測定し、ノーベル賞を受賞した。しかし、彼は自分の実験結果に説得力をもたせるために研究内容を広範囲にわたって誤まり伝えた。