電子ジャーナル関係のニュース
2003
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(2003. 12. 9) 出版 5 社が文献複写業者を著作権侵害で告訴 米国化学会, Elsevier, Inc., Marcel Dekker, Inc., SAGE Publications, Inc., Wiley Periodicals, Inc. らが Medical Review Services と LMS Information Services を。
(2003. 12. 3) Elsevier がポータルサービス ChemWeb, BioMedNet, ElsevierEngineering.com のサービスを閉鎖することを発表 収益的に困難とのこと、一部のコンテンツは Elsevier 社のポータルに移される可能性 (The Scientist, December 9, 2003)(Barbara Quint, Information Today)。
(2003. 11. 17) Cornel 大学図書館が Elsevier の雑誌 200 誌を購読中止 同社の販売政策に抗議、Harvard 大学も同様の措置を検討 (Barbara Quint, Information Today)。
(2003. 11. 17) Thomson ISI が Web of Science に過去のデータ追加を計画 Century of Science 計画、1944-1900 間の引用の多い文献 200 雑誌 85 万件、2005 年には公開。
(2003. 11. 17) Copyright Clearance Center, Inc. の Rightslink Permissions が Ex Libris, XanEdu にリンク 図書館の著作権処理が容易に。
(2003. 11. 15) CrossRef が DOI 検索料を廃止 2004. 1 より、二次データベースからの全文へのアクセスを促進すると強調。
(2003. 11) Nature Japan が科学技術振興機構 (JST) に Nature 5 誌の日本語抄録を提供 Nature, Nature Genetics, Nature Medicine, Nature Biotechnology, Nature Reviews Drug Discovery の各誌、日本語版用の抄録が刊行後約 14 日で JST ファイルに搭載。
(2003. 10. 22) 科学と人文科学における知識のオープンアクセスに関する会議で宣言発表 (Berlin Declaration on Open Access to Knowledge in the Sciences and Humanities、研究の成果をインターネットで無料で公開 (オープン・アクセス) することと、公的なアーカイブに保存することを呼びかけた。朝日新聞 2003/12/25 朝刊に掲載)。
(2003. 10. 13) Public Library of Science (PLoS) が最初のオープンアクセス・ジャーナル PLoS Biology を刊行 PLoS Medicine も 2004 年刊行予定。
(2003. 10. 10) 科学技術振興機構 (JST) が JOISLInk に Your Library 機能を追加 自分の図書館の購読電子ジャーナルの登録などができる。
(2003. 10. 1)Elsevier が日本著作出版権管理システム (JCLS) との間でとの間で複写利用管理委託契約を締結 2400 円/論文、複写数上限 25 部。
(2003. 10. 1) Infotrieve が電子ジャーナルサービス TheScientificWorld (TSW) を再建 雑誌発行も継続。
(2003. 10, 1) 英国 Wellcome 財団が学術出版の寡占に懸念を表明 オープン・アクセスを支持。
(2003. 9. 24) 電子ジャーナルサービス J-STAGE がリニューアル 搭載雑誌間の横断検索が可能に。
(2003. 9. 19) IEEE が Google に抄録データベース Xplore の索引をすることを認める 10 月から 1988 年以降の IEEE の雑誌や技術レポートが Google で検索可能に。
(2003. 9. 17) 国立情報学研究所 (NII) が SPARC/JAPAN のパートナー雑誌 21 誌を選定 J-STAGE への搭載、海外への販売などを支援。
(2003. 9. 16) Springer Science+Business Media と Kluwer Academic Publishers の統合は 2004 年春に開始と発表 Derk Haank が 2004. 2. 1 より CEO に。
(2003. 9. 2) BertelsmannSpringer が名前を Springer Science+Business Media に変更
(2003. 9. 1) SwetsBlackwell が 12 月に社名を変更 新しい名前は Swets Information Services。
(2003.
8. 18) 米国化学会と
Elsevier が情報のリンクについて合意
Elsevier の製品 (Science
Direct, MD Consult, MDL,
ChemWeb など) から米国化学会の電子ジャーナルにリンク、CAS
の製品から ChemPort
を通じて Elsevier の電子ジャーナルに直接リンク、Elsevier の電子ジャーナルが
ChemPort の Reference
Linking を利用、など
(2003. 7. 14) Elsevier, MIT Press, John Wiley & Sons が文献複写業者Elsevier, MIT Press, John Wiley & Sons が文献複写業者 Custom Copies, Inc. と和解 Custom Copies が複写権料を支払い。
(2003. 6. 6) knovel が International Critical Tables (ICT) のデータをオンライン用に整理して提供 表形式となり検索可能。
(2003. 6. 4) 破綻した RoweCom の米国の資産を EBSCO が取得することが認可される Dawson, Faxson などを含む、出版社に支払われなかった購読料の 70% は出版社側が負担。
(2003. 6. 4) 破綻した RoweCom の欧州の資産を EBSCO が取得することが正式に決定 未払いの欧州の顧客の購読料の支払いを開始。
(2003. 5. 30) Information Access Alliance (IAA) が BertelsmannSpringer と Kluwer Academic Publishers の統合に反対声明 AII は American Association of Law Libraries (AALL), American Library Association (ALA), Association of College and Research Libraries (ACRL), Association of Research Libraries (ARL), Medical Library Association (MLA), SPARC (Scholarly Publishing and Academic Resources Coalition) の連合体。
(2003. 5. 28) Elsevier が MDL Information を含めた Life Sciences Division を編成 Cell, Neuron, Journal of Molecular Biology, Tetrahedron Letters など化学・生物関係の約 400 雑誌と関連製品を含む、Martin Tanke が率いる、MDL の Pat Rougeau は退職し、新しい CEO は Bernard Aleva に。
(2003. 5. 14) Thomson ISI の Web of Science の完全セットを国立国会図書館が導入 1945 年から。
(2003. 5. 12) Bertelsmann が BertelsmannSpringer を Cinven And Candover に売却 傘下の 70 出版社を含む、Bertelsmann は科学出版から撤退、Clinven And Candover は所有する Kluwer Academic Publishers と Springer の統合を計画。
(2003. 4. 22) Ovid が Ovid LinkSolver を発表 Ovid の検索結果を全文入手可能性の有無で絞り込める、大学・医科向けに Links@Ovid も発表。
(2003. 4. 11) オープンアクセスを推進するためのベセスダ会議が開かれる 宣言は 2003. 6. 20 に発表)。
(2003. 4. 8) CrossRef の会員が 200 を越える 7600 誌、750 万文献を収録。
(2003. 4. 3) COUNTER (Counting Online Usage of Networked Electronic Resources) の実施規定 (Code of Practice) を 3 出版社が承諾 Blackwell Publishing, ISI, Oxford Unviersity Press、図書館が入手する利用統計の標準を規定。
(2003. 3. 24) CAS が 2002 年に最も注文の多かった文献と雑誌を表彰 Science Spotlight の統計から、小川智也博士(理化学研究所)および 高橋幸男博士(大東化学株式会社)が表彰される。
(2003. 1. 15) 米国連邦最高裁判所が著作権法の延長 (Sonny Bono 法) を承認 著作権期間の 20 年間延長 (Inf. World Rev. (188), 2, 2003. (参考資料)
(2003. 1. 14) COUNTER (Counting Online Usage of Networked Electronic Resources) が実施規定 (Code of Practice) を発表 図書館が入手する利用統計の標準を規定。
(2003. 1. 7) 国立国会図書館が登録利用者制度を開始 インターネットから郵送複写サービスが利用可能になる。
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