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電子ジャーナル関係のニュース

2004

-1998, 1999, 2000, 2001, 2002, 2003, 2004, 2005, 2006, 2007, 2008, 2009, 2010, 2011, 2012, 2013, , Latest

(2004. 12. 24) 理化学研究所の研究員が研究論文不正発表 同所は Genes & Development 17, 2864-2869 (2003), J. Cell Biology 146, 791-800 (1999), 1998年に発表された他の1篇の研究論文について、実験データの改竄など不正がおこなわれたと認められたので、研究員に取下げを勧告。

(2004. 12. 14) 米国国立衛生研究所 (NIH) が助成研究の成果論文のオープンアクセス提案についての公開意見募集の結果を公表

(2004. 12. 1) Elsevier の検索エンジン ScirusAIP の雑誌を索引 Applied Physics Letters, Chaos, Journal of Applied Physics, The Journal of Chemical Physics など。

(2004. 11. 18) GoogleGoogle Scholar のベータ版を公開 研究論文、学位論文、書籍、プレプリント、抄録、技術レポートなどを索引。

(2004. 11. 16) Elsevier米国国立衛生研究所 (NIH) が計画する研究成果のアクセス拡大に意見 論文出版後 1 年間は無料アクセスを強要すべきでない、また PubMed Central に載せた最終原稿から正式の雑誌論文へのリンクを付けるよう希望。

(2004. 11. 15) American Institute of Physics が オープンアクセスオプションを発表 著者が $2000 払えば論文を無料公開、Journal of Mathematical Physics, Review of Scientific Instruments, Chaos: An Interdisciplinary Journal of Nonlinear Science が対象、2005 年から。

(2004. 11. 8) 英国下院の科学技術委員会が政府の回答に反論 貿易産業省の回答は科学技術委員会が推奨していない「著者負担」に焦点をあて、論点をぼかしていると主張。

(2004. 11. 8) Thomson がオープンアクセス雑誌についての調査研究を公表 239 誌のオープンアクセス雑誌の引用度を調査。

(2004. 11. 4) 英国 Wellcome 財団PubMed Central と協力して欧州版 PubMed Central の設立を協議 オープンアクセス・アーカイブとなる。

(2004. 10. 29) PLoS Medicine の編集長 Dr. James Butcher が Elsevier の The Lancet の編集長に

(2004. 10. 26) 英国下院の科学技術委員会の「科学出版、誰にでも無料?」と題した報告書に政府貿易産業省が回答 (これに対する科学技術委員会の反論に回答が添付されている)

(2004. 10. 19) PLoS Medicine 発刊 PLoS Biology に次ぐ Public Library of Science のオープンアクセス雑誌。

(2004. 10. 1) 国際図書館コンソーシアム連合 (ICOLC) が電子的情報の選択と購入に関する声明(改訂2版)を発表 オープンアクセスに言及、冊子体との抱き合わせの中止,冊子体キャンセル禁止条項の廃止,パッケージ契約 の柔軟化,同一コンテンツの複数パッケージでの使用の抑制などを要求。

(2004. 9. 16) National Academy of Sciences が NIH の資金提供した研究成果論文を PubMed Central で無償公開するとの提案を支持 6 ヶ月後の公開なら、Proceedings of the National Academy of Sciences の購読に影響を与えない、また最終原稿でなく、出版された正式論文のコピーを載せることを主張。

(2004. 9. 13) BioMed Central が機関レポジトリ (Institutional Repository) サービスを開始 大学や研究所が自分のところで行われた研究成果の論文を公開することを支援、D-Space を使用、PDF, XML の作成、PubMed, CrossRef へのリンクもサポート。

(2004. 9. 7) Max-Planck-Gesellschaft Fachinformationszentrum Karlsruhe (FIZ Karlsruhe) が協力して eSciDoc プロジェクトを開始 独連邦政府の教育研究省 (BMBF) から 8.5 百万ユーロの支援、5 年計画のプロジェクト。FIZ Karlsruhe が開発するリポジトリに Max Planck 80 研究機関の研究成果を蓄積。

(2004. 9. 7) Nature Publishing Group (NPG)欧州分子生物機構 (European Molecular Biology Organization: EMBO) が協力して新規オープンアクセス雑誌 Molecular Systems Biology を創刊 2005 年春から、投稿料モデルを採用、NPG は現在 EMBO の雑誌出版を受託。

(2004. 9. 3) 国立医学図書館 (NLM) が NIH が資金提供した研究成果論文を PubMed Central で無償公開することについて意見を公開募集

(2004. 8. 26) 米国のノーベル賞受賞者 25 名が議会に NIH のオープンアクセスを支持する公開状 生医学・化学関係の科学者。

(2004. 8. 18) Elsevier の Cell Press がアーカイブを無料公開することを発表 2005 年 1 月より、12 ヵ月以上経過した論文対象。

(2004. 8. 10) 日本学会事務センター民事再生法適用は棄却 約 270 の学会の会員管理や学会誌編集事務をおこなっている財団法人「日本学会事務センター」が 9 日東京地裁に民事再生法の適用を申し立てたが棄却された、破綻の可能性 (asahi.com, 2004. 8. 10)。

(2004. 7. 22) 米国下院歳出委員会が「連邦納税者のアクセス提案」 (Federal Taxpayer-Access Proposal) を発表 NIH が資金提供している研究成果が 2005 年以降無料で PubMed Central で公開されるような措置をとるよう要求、NIH は 12/1 までに対策を報告すること。

(2004. 7. 20) 英国 Wellcome 財団が下院の科学技術委員会の報告書に賛意を表明 機関リポジトリを推進すべきである。

(2004. 7. 20) 英国下院の科学技術委員会が「科学出版、誰にでも無料?」と題した報告書を発表 現在の科学出版モデルは出版量の増加、価格高騰、図書館の雑誌キャンセルを招き、問題である、研究機関の論文レポジトリを推奨、オープンアクセスを推進するため公費を使用。

(2004. 7. 13) Elsevier の CEO に Erik Engstrom を任命

(2004. 7. 13) ingenta が RSS (RDF Site Summary) を導入 新製品 Ingenta Connect で導入、各雑誌の最新の 10 文献を発信。

(2004. 7. 1) SpringerKluwer AcademicOpen Choice を発表 投稿者は $3000 を払うことにより、自分の論文がオープン・アクセスとなる。

(2004. 6. 28) Copyright Clearance CenterOCLC が提携 FirstSearch と ILLiad から著作権許諾サービスにアクセス。

(2004. 6. 28) Wellcome 財団JICS米国国立医学図書館 (NLM) と協力して医学雑誌の 125 年分の過去分の電子化を開始 Wellcome 財団が 75 万ポンド、JISC が 50 万ポンド負担、170 万ページを電子化、NLM が実行を担当し、PubMed Central に載せる。。

(2004. 6. 26) Oxford University Press がその発行誌 Nucleic Acids Research (NAR) を完全にオープンアクセスに 2005 年 1 月より、年 1000 論文、投稿料は会員機関 $500, 非会員機関 $1500、開発途上国割引。

(2004. 6. 8) CrossRefAtypon が被引用リンク (Forward Linking) サービスを開発 オプション・サービス、出版社が引用文献リストを送ると、Atypon の Forward Matching の機能により検索され、一致するとメールで該当雑誌出版社に知らせる。

(2004. 6. 3) Elsevier は発行誌の著者が自分の完成論文を個人または所属機関のサイトに乗せることを認める これまではプレプリントのみを認めていた、雑誌サイトの論文が正式なもので、そこへのリンクを張ることを条件に、無許可で乗せてよい。

(2004. 5. 27) PNAS (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America) が Open Access Option を発表 投稿者は $1000 を払うことにより、自分の論文がオープン・アクセスとなる (PNAS | June 8, 2004 | vol. 101 | no. 23 | 8509)。

(2004. 5. 10) Extenza が Google に電子ジャーナル索引を認める html, pdf の両方を索引。

(2004. 5) 米国国立衛生研究所 (NIH)国立医学図書館 (NLM) が NIH が資金提供した研究成果論文を PubMed Central で無償公開することを勧告

(2004. 4. 28) CrossRefCrossRef Search のパイロット・プログラムを正式開始 Google を利用、American Physical Society, Annual Reviews, Association for Computing Machinery, Blackwell Publishing, Institute of Physics Publishing, International Union of Crystallography, Nature Publishing Group, Oxford University Press, John Wiley & Sons の 9 出版者のサイトから利用できる。

(2004. 4. 15) Thomson ISI がオープン・アクセス・ジャーナルが増加していることを発表 現在 Web of Science 収録中の 8700 誌のうち 191 誌、インパクト・ファクター上も遜色がない。

(2004. 4. 8) ChemWeb.comElsevier から ChemIndustry.com, Inc Elsevier のポータル・サイト整理の一環。

(2004. 4) 米国財務省が禁輸国の著者を学術雑誌から締め出す方針を中止 出版社や研究者からの抗議のため (C&E News, 2004, April 12, p. 5)。

(2004. 3. 29) CAS が 2003 年に最も注文 (RDR) の多かった文献と雑誌を表彰 Yale 大学の Dr. John F. Hartwig と共著者 (味の素の Noriyasu Kataoka 氏を含む) の Journal of Organic Chemistry の論文。

(2004. 3. 25) Wiley Interscience が The Biotechnology, Biochemistry and Biophysics Backfile Collection バックファイルを提供 Biotechnology and Bioengineering, Proteins, Biopolymers, the AIChE Journal, Chemie Ingenieur Technik and Chemical Engineering & Technology など 40,000 論文、Chemistry Backfile Collection, Analytical Chemistry Backfile Collection, Neuroscience Backfile Collection, the Materials Science Backfile Collection なども作成中。

(2004. 3. 16)学協会系出版社が Washington DC 原則を発表 論文出版後直ちに、あるいは数ヵ月間後には無料公開することを声明。

(2004. 3. 15) Elsevier が Scopus データベース・サービスを発表 4000 出版者の 13,000 雑誌および 100 オープン・アクセス・ジャーナルへのアクセスを提供、両方向の引用索引も提供、情報は EMBASE, Compendex, MEDLINE などから、Scirus も検索、とりあえず 10 年分の情報収録 (Paula J. Hane, Information Today)。

(2004. 3. 9) BioMed CentralRSS サービスを開始 最新のニュースを XML で提供 (The SciTech Library Question)。

(2004. 3. 2) Yahoo! が Content Acquistion Program 開始 検索エンジンが直接アクセスできない情報を登録するプログラム、米国議会図書館や Project Guterberg などと協力 (SEM リサーチ 2004. 3. 8)(Information Today)。

(2004. 3) CrossRefGoogle と協力して CrossRef Search のパイロット・テストを開始 American Physical Society, Annual Reviews, Association for Computing Machinery, Blackwell Publishing, Institute of Physics Publishing, International Union of Crystallography, Nature Publishing Group, Oxford University Press, John Wiley & Sons の 9 出版者が協力)。

(2004. 2. 28) Copyright Clearance Center の電子ライセンス・サービスに Elsevier が参加 37,000 雑誌、利用者は再利用のための許諾がオンラインで可能となる。

(2004. 2. 25) Thomson ISINEC と協力して Web Citation Index を開発 NEC の CiteSeer を利用して Web 上の研究論文を検索して索引 (Barbara Quint, Information Today)。

(2004. 2. 17) Elsevier が英国におけるオープン・アクセス・ジャーナルの動きについてコメントを発表 商業出版社が学術出版に貢献していること、オープン・アクセスは研究者に負担を負わせることなどを主張。

(2004. 1. 19) 英国の Joint Information Systems Commitee (JISC) コンソーシアムが Elsevier との間で電子ジャーナルの契約 2 年契約、英国の大学が ScienceDirect を利用できる。

(2004. 1. 16) Institute of Physics Publishing (IOP) がオンライン・サービス Axiom の閉鎖を発表 現在 Inspec, Compendex, Polymer Library (RAPRA), DWPI などをサービス中、2005. 2 一杯で終了し、電子ジャーナルサービスに資源を集中する。Inspec は EBSCO がサービスをおこなう。

(2004. 1. 14) 英国王立化学会 (RSC) が電子ジャーナルのアーカイブ・プロジェクトを完了 1841-1996 の 195,000 文献、120 万ページ。

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