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2007

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(2007. 12. 26) ブッシュ大統領が NIH のオープンアクセス方針を含む 2008 年度歳出予算に署名 NIH の助成研究成果論文を発行後 12 ヵ月以内に PubMed Central に提供することが義務付けられる (Alliance for Taxpayer Access の声明)。

(2007. 12. 6) Portico 電子ジャーナル長期保存プロジェクトで初めてのトリガー・イベント (雑誌提供不可能事態) 発生 SAGE Publications 発行の Graft: Organ and Cell Transplantation (2001-2003) が 2007. 12. 31 でオンライン提供を中止するので、Portico はその会員図書館に対して提供開始。

(2007. 11. 20) 日本物理学会高エネルギー加速器研究機構 (KEK)SCOAP3 の検討 WG を立ち上げ 2007. 7 の CERN からの提案の手紙に対応。

(2007. 11. 16) SpringerCERNSCOAP3 について合意 European Physical Journal C をオープンアクセスに、。

(2007. 10. 24) 米国上院が米国衛生研究所 (National Institute of Health: NIH) が公衆アクセス方針を強化することを含む 2008 年度予算を承認 PubMed Central への論文提出を義務化へ。

(2007. 10. 18) Max Planck SocietySpringer の雑誌の 2008 年購読をキャンセル 価格交渉が決裂、1200 誌。

(2007. 10. 5) UKPMCの出版社パネルがオープンアクセスと再利用権について合意 費用を支払ってオープンアクセスとなった論文は、非営利であれば複写やデータマイニングのために使用できるが、再利用 (再頒布や翻訳) については出版社の許諾が必要。

(2007. 9. 20) ボストン図書館コンソーシアムOpen Content Aliance と協力して図書を電子化 19 図書館が参加、3400 万冊を電子化、10 セント/ページ。

(2007. 9. 10) Elsevier が オープンアクセス・サイト OncologySTAT を公開 腫瘍関係の 100 誌の最近の論文を無料で公開、登録が必要。

(2007. 9. 2) カナダ衛生研究所 (Canadian Institute of Health Research: CIHR) がオープンアクセス方針を決定 助成研究論文は発行後直ちにオープンアクセス出版するか、あるいは PubMed Central などに提出すること。

(2007. 8. 23) 米国出版社協会の専門・学術出版部門がウェブサイト PRISM (Partnership for Research Integrity in Science and Medicine) を公開 オープンアクセスに疑問を投げる PRISM 原則を示す。

(2007. 8. 7) Cornell 大学図書館Google Library Project に参加 500,000 冊を電子化。

(2007. 7. 19) 米国下院が NIH 助成研究論文のオープンアクセスを含む 2008 年度歳出予算を可決 発行後 12 ヵ月以内に公開を指示。

(2007. 7. 6) 慶応義塾図書館Google ブック検索プロジェクトのパートナーに 著作権保護期間の切れた 12 万冊を電子化。

(2007. 7. 5) Google が日本版 Google ブック検索(ベータ版)の提供を開始 当初は約 12000 タイトル、検索結果全文の 20% まで表示。

(2007. 7. 3) SCOAP3 作業グループが報告書提出 Physical Review D (APS), Physics Letters B and Nuclear Physics B (Elsevier), Journal of High Energy Physics (SISSA/IOP), European Physical Journal C (Springer) と Physical Review Letters (APS、全論文の 10%) で大部分の素粒子分野の論文が網羅できるので、これらの出版費用を負担することを提言。

(2007. 6. 28) 米国上院歳出委員会が NIH に助成研究をインターネットで公開することを指示 出版後 12 ヵ月以内に。

(2007. 6. 26) Howard Hughes Medical Institute が所属研究者にオープンアクセスを要求 2008. 1 より出版後 6 ヶ月以内に公開リポジトリに登載すること。

(2007. 6. 21) Amazon の子会社 BookSurge が書籍の電子化に参入 Kirtas Technologies と提携、図書館や大学の本をデジタル化し、オンデマンド印刷で販売支援、まず Emory University, University of Maine, Toronto Public Library, Cincinnati Public Library が参加。

(2007. 6. 7) 大学協力委員会 (Committee of Institutional Cooperation: CIC)が Google Book Project に参加 University of Chicago, University of Illinois, Indiana University, University of Iowa, University of Michigan, Michigan State University, University of Minnesota, Northwestern University, Ohio State University, Pennsylvania State University, Purdue University, the University of Wisconsin-Madison の 12 大学、10,000,000 冊の著作権切れの書籍を電子化。

(2007. 5. 9) 英国逐次刊行物グループ (UK Serials Group: UKSG)Project Transfer が実施基準の調印を呼びかけ 電子ジャーナルの出版社間の移行の際の基準を策定。

(2007. 4. 16) 科学技術系 13 学会が検索ポータル Scitopia を公開 論文の全文検索可能、電子ジャーナルへリンク、約 300 万論文 (2007. 7)。

(2007. 4. 9) 国立情報学研究所 (NII) の CiNii のデータを Google/Google Scholar が索引 約 300 万論文。

(2007. 3. 16) MIT が米国自動車技術者協会 (SAE) の出版物に DRM を実施したことに抗議して購読キャンセル Adobe PDF Reader への FileOpen Systems のプラグイン、印刷を 1 回に限るなどの制限。

(2007. 3. 12) 科学技術医学出版社がブリュッセル宣言 (Brussels Declaration on STM Publishing) を発表 出版社の役割や著作権の重要性を協調、オープンアクセスの危険性を指摘。

(2007. 1. 19) Thomson Scientific が電子投稿査読システム Manuscript Central と Web of Science、EndNote との連携を開始 Manuscript Management Toolset を提供、査読作業を容易にする、Blackwell Publishing もパイロットに参加。

(2007. 1. 18) SPARC Europe, 英国情報システム合同委員会 (JISC)オランダ SURFドイツ研究財団 (DFG)デンマーク電子研究図書館 (DEFF)合同でが欧州委員会 (EC) にオープンアクセスを陳情 公共的資金が助成された研究の成果論文は発行後短時間でオープンアクセスを義務化すべきである。

(2007. 1. 12) 欧州図書館団体が Wiley による Blackwell の買収に反対して EC に書簡 CURL (英国), EBLIDA (欧州), LIBER, SCONUL, SPARC Europe

(2007. 1. 8) UK PubMed Central (UKPMC)が公開 JISC, Wellcome Trust などが資金、British Library, The University of Manchester, the European Bioinformatics Institute (EBI) が開発、当面米国 PubMed Central のミラーであるが、研究者の論文提出が可能。

(2007. 1. 3) 大英図書館 (British Library) が Publisher Digitization Service を発表 出版者の雑誌の過去分電子化を支援、冊子の捜索・入手、スキャンなどの作業をおこなう、SAGE Publications などが利用、すでに 20,000 冊 280 万ページのデジタル化完了。 (Information World Review, 2007/1/3)

(2007. 1. 2) ノルウェーの大学図書館が Blackwell の雑誌講読を中止 価格について意見が合わず、Blackwell の 778 雑誌のアクセス中止。

(2007. 1) 米国出版者協会 (Association of American Publishers) がオープンアクセスに対抗するキャンペーンのため広告代理店と契約 攻撃的な対抗宣伝で有名な Dezenhall Resources、「オープンアクセスは政府の検閲に通じる」、「政府が学術出版を支配する」というメッセージも提案 (Nature, January 24, 2007, 347)。

(2007. 1) 学協会著作権ポリシーデータベース (Society Copyright Policies in Japan) を仮公開 日本版 SHERPA/RoMEO、国立情報学研究所の委託で、筑波大学附属図書館・千葉大学附属図書館・神戸大学附属図書館が作成。

(2007. 1) KargerAuthor's Choice を発表 8 雑誌で開始、$2500。

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