<array>

Array (配列 (単純表))

文書の叙述的な流れの中におけるテキストの表形式配置。<table-wrap> とは異なり、配列にはラベル、表題、キャプション、表の見出し (列見出し) は含まれない。

備考

このタグセットのデフォルトでは、<array> 要素には NISO JATS 表本体モデル (<tbody>) が含まれています。これは XHTML 1.1 の表本体要素 (tbody) に簡単に変換できるように設計されています。<array> には、行と列を表すために、表本体の代わりに、画像 (<graphic>) を含めることもできます。
OASIS CALS 表の注: デフォルトの NISO JATS XHTML 表モデルの代わりに、またはそれに加えて、OASIS XML Exchange 表モデルを使用できます。OASIS 表のユーザは、通常“oasis”の名前空間接頭辞を持つ oasis:tbody 要素を <array> 要素に含めるように設定できます。OASIS 表モデルの要素、属性、およびパラメータエンティティを記述する独立したのタグライブラリは、http://jats.nlm.nih.gov/options/OASIS/tag-library/19990315/index.html からアクセスできます。
表示/書式設定上の注意点: <array> 要素は浮動ではありません。テキスト中のその位置に結びついています。真の表は、@position 属性の値によって指定されるように、テキスト内で浮動したり固定されたりすることができます。

関連要素

推奨用法: 典型的な <array> には、ラベル、表題、またはキャプションがありません。ラベル、表題、またはキャプションを持つ行と列の素材は、表要素 (<table-wrap>) としてタグ付けする必要があります。
ある段落内または2つの段落の間に記述される単純な表形式の素材を含む画像は、単なるゆるい <graphic><fig> または <table> ではなく、<array>としてタグ付けする必要があります。

属性

コンテンツ・モデル

<!ELEMENT  array        %array-model;                                >

拡張コンテンツ・モデル

((alt-text | long-desc | email | ext-link | uri)*, ((alternatives | graphic | media)* | tbody), (attrib | permissions)*)

記述方法

この要素は以下の要素内に含むことができます:

用例 1

... 
<array>
<tbody>
<tr valign="bottom">
<td align="left">3</td>
<td align="char" char="." charoff="35%">14.4411</td>
<td align="center">
<graphic id="g14" orientation="portrait" position="anchor" xlink:href="d14"/></td>
<td align="char" char="." charoff="35%">14.4411</td>
<td align="center">
<graphic id="g15" orientation="portrait" position="anchor" xlink:href="d15"/></td>
<td align="char" char="." charoff="35%">14.4414</td>
<td align="center">
<graphic id="g16" orientation="portrait" position="anchor" xlink:href="d16"/></td>
<td align="char" char="." charoff="35%">14.4414</td>
<td align="center">
<graphic id="g17" orientation="portrait" position="anchor" xlink:href="d17"/></td>
</tr>
</tbody>
</array>  
...

用例 2

...
<body>
<p><italic>Goniocyclus hannibalensis</italic> is founded on specimens that
cannot be related to a precise stratgraphic position within the excavated
succession; consequently faunal relationships cannot be expressed with 
certainty. ... Preliminary reports of the ancestral
<italic>Goniocyclus</italic> species are described as:
<array>
<tbody>
<tr>
<td>Suborder</td>
<td><sc>Goniatitina</sc> (Hyatt, 1884)</td>
</tr>
<tr>
<td>Superfamily</td>
<td><sc>Pericyclaceae</sc> (Hyatt, 1900)</td>
</tr>
<tr>
<td>Family</td>
<td><sc>Pericyckidae</sc> (Hyatt, 1900)</td>
</tr>
<tr>
<td>Genus</td>
<td><sc>Goniocyclus</sc> (Gordon, 1986)</td>
</tr>
<tr>
<td>Type Species</td>
<td><italic>Goniatites blairi</italic> (Miller and Gurley, 1896)</td>
</tr>
</tbody>
</array>
</p>
...</body>
...