<elocation-id>

Electronic Location Identifier (電子ロケーション識別子)

従来の印刷されたページ番号を持たない文献の書誌識別子。

備考

この要素は、従来のページ番号を持たない文書に於いて、ページ番号識別子と同じように動作します; 値は、例えば“E70”のような記事識別子、DOIなどであってもかまいません。
外部識別子: の要素は、出版者、アーカイブ、または図書館によって記事に割り当てられた外部識別子を格納し、電子版のみでページ番号を持たない記事を引用するのに役立ちます。この要素の内容を @id 属性と混同してはいけません。この属性は、ソフトウェアが単純なリンクを実行するために使用する内部文書識別子のためのものです。

関連要素

このタグスイートにおけるページ番号に関連する要素:
  • <fpage> は、記事が始まるページ番号を指定します;
  • <lpage> は、記事が終了するページ番号を指定します (開始ページ番号と同じか、より大きい番号でなければなりません);
  • <elocation-id> は、電子版のみの出版物について、上記開始および終了ページの要素を置き換えます;
  • <page-range> は不連続なページ範囲を記録します
  • <page-count> は、出版者がその情報を提供する場合、総ページ数を格納します。通常、この要素は、出版者のデータをそのまま記録し、チェックはおこないません。要素 <page-count> は、メタデータでのみ使用する必要があります。引用文献要素 (<element-citation> or <mixed-citation>) は要素 <size> を使用して、引用した記事の総ページ数をタグ付けします。(過去の版との相違点: 廃止された <nlm-citation> 要素では引き続き <page-count> 要素を使用しています。)
推奨用法: <page-range> は補足情報を記録するためのものであり、引用文献マッチに用いる <fpage><lpage> 要素の代わりに使用すべきではありません<page-range> 単なるテキスト文字列であり、“8-11, 14-19, 40”のように書かれています。この例では、この記事は 8 ページから始まり、11 ページまで続き、14 ページに飛び、19 ページまで続き、最後に 40 ページに飛んで終了します。

属性

コンテンツ・モデル

<!ELEMENT  elocation-id (#PCDATA)                                    >

記述方法

文字、数字または特殊文字

この要素は以下の要素内に含むことができます:

用例 1

...
<article-meta>...
<pub-date publication-format="print" date-type="pub" iso-8601-date="2002-08-28">
<day>28</day>
<month>08</month>
<year>2002</year>
</pub-date>
<volume>2</volume>
<elocation-id>E27</elocation-id>
<history>
<date date-type="accepted" iso-8601-date="2002-08-22">
<day>22</day>
<month>08</month>
<year>2002</year>
</date>
</history>
...</article-meta>
...

用例 2

RNA 配列サンプル:
...
<ref>
<mixed-citation publication-type="data">Xu, J. <etal/> 
<data-title>Cross-platform ultradeep transcriptomic profiling 
of human reference RNA samples by RNA-Seq</data-title>. 
<source>Sci. Data</source> <volume>1</volume>:<elocation-id>140020</elocation-id> 
doi: <pub-id pub-id-type="doi">10.1038/sdata.2014.20</pub-id> 
(<year iso-8601-date="2014">2014</year>).</mixed-citation>
</ref>
...