<page-range>

Page Ranges (ページ範囲)

不連続のページ数を表したテキスト (たとえば8-11、14-19、40)。

備考

不連続なページ範囲 “8-11, 14-19, 40” は、この文書は「8 ページ目から始まり 11 ページ目まで続き、ページが飛んで、14 ページ目から 19 ページ目まで続き、40 ページ目で終わる」と読みます。
<page-range> 要素は他のページ要素を補完しますが、<fpage><lpage> を置き換えるわけではありません。<fpage> 要素と <lpage> 要素(存在する場合)は常にタグ付けする必要があります。(Crossref のように) 出版者間で参照文献をリンクするためには、識別プロセスの一環としてドキュメントの最初と最後のページ情報を使用します。したがって、ページ範囲を持つ素材にタグを付けには、次のように行います。
...
   <fpage>8</fpage>
   <lpage>40</lpage>
   <page-range>8-11, 14-19, 40</page-range>
   ...

関連要素

このタグスイートにおけるページ番号に関連する要素:
  • <fpage> は、記事が始まるページ番号を指定します;
  • <lpage> は、記事が終了するページ番号を指定します (開始ページ番号と同じか、より大きい番号でなければなりません);
  • <elocation-id> は、電子版のみの出版物について、上記開始および終了ページの要素を置き換えます;
  • <page-range> は不連続なページ範囲を記録します
  • <page-count> は、出版者がその情報を提供しる場合、総ページ数を格納します。通常、この要素は、出版者のデータをそのまま記録し、チェックはおこないません。要素 <page-count> は、メタデータでのみ使用する必要があります。引用文献要素 (<element-citation> or <mixed-citation>) は要素 <size> を使用して、引用した記事の総ページ数をタグ付けします。(過去の版との相違点: 廃止された <nlm-citation> 要素では引き続き <page-count> 要素を使用しています。)
推奨用法: <page-range> は補足情報を記録するためのものであり、引用文献マッチに用いる <fpage><lpage> 要素の代わりに使用すべきではありません<page-range> 単なるテキスト文字列であり、“8-11, 14-19, 40”のように書かれています。この例では、この記事は 8 ページから始まり、11 ページまで続き、14 ページに飛び、19 ページまで続き、最後に 40 ページに飛んで終了します。

属性

コンテンツ・モデル

<!ELEMENT  page-range   (#PCDATA)                                    >

記述方法

文字、数字または特殊文字

この要素は以下の要素内に含むことができます:

用例

...
<article-meta>...
<fpage>100</fpage>
<lpage>120</lpage>
<page-range>100-101, 105, 107-120</page-range>
...</article-meta>
...